ブリティッシュパブThe Old Arrowのパブリカン日報

2017年に西荻窪に誕生した、ローカル マイクロ ブリティッシュ パブ「オールドアロウ」パブリカンのブログです。

本当にマズいの?イギリス料理:「コロネイション チキン」

大手ファミリーレストランの期間限定英国フェアで日本でも徐々に知られる様になったイギリス料理のひとつ「コロネーションチキン」。

 

簡単にいうと「鶏肉にマヨネーズとカレーのソースをあえたもの」です。

 

イギリスではサンドウィッチになってそこらへんで売ってる実にポピュラーな食べ物ですが、オールドアロウに来るイギリス人もその発祥について知らない、、、正しくは「気にした事もなかった」ぐらい当たり前にそこらへんにある料理です。

日本人が「とんかつ」の起源について誰も何も気にしていない様な感じでしょうか(パン粉で揚げるヨーロッパの「カットレット」という料理が日本に来てカツレツになりました)。

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さてコロネイションチキンですが、マヨネーズとカレーのソースをあえるだけだといえばあまりにも単純に聞こえますが、結構奥深い味です。
当店ではリリース以降徐々に人気が出てきて2024年のメニュー切り替え以降常設メニュー入りし、さらに人気になってます。

 

1953年のエリザベス女王(エリザベス2世)戴冠式の際、晩餐会で提供されたのがこの料理の始まりですが、実は1935年ジョージ5世のシルバージュビリー(25周年)の記念日に作られた「ジュビリーチキン」というものがカレーとマヨネーズでチキンをあえた料理だったので、この手の料理の起源は少なくとも1935年以前までさかのぼる事ができ、90年間もイギリスで愛されている味なのです。

 

玉ねぎ炒めてトマトと煮込んでクミン、コリアンダーナツメグ、カルダモン、シナモンなどのスパイス、生姜、ニンニク、ヨーグルトなど加えます。

作るのはほぼカレーですね。

 

「なんでイギリス料理でカレーなの?」

と思う方も多いかと思いますが、インドはイギリス紅茶文化の生命線。
長らくの植民地だった事もありイギリスに持ち帰られたカレーは「イギリス料理」と言っていいほどポピュラーなものになりました。

「チキンティッカ マサラ」というイギリス発祥のカレーが誕生するほど、イギリスとカレーは切っても切り離せないものになったのです。

 

英国海軍に倣う日本海軍がこの英国式カレーを海軍食として採用し、毎週金曜日の献立がカレーになっていました。

 

 

カレーの様なソースが煮詰まったら、ここにマヨネーズとローストアーモンドとドライアプリコットを加えます。

このソースで茹でた国産若鶏の胸肉をあえたら出来上がり。

 

複雑に作ればいくらでも手間かけられますが、家で簡単に作るならカレーパウダーとマヨネーズ混ぜてあえるだけでも十分に美味しいですよ!

 

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イギリスではよくサンドウィッチの具になったりサラダになって売られてますが、オールドアロウでは始めフラワートルティーヤに巻いてチキンラップにして「コロネイションチキン ラップ」として提供してました。

 

現在はコロネイションチキン単体も前菜として提供しています。

 

一見イギリスっぽくない料理ですが、実はとてもイギリスらしい料理。
特にチキンラップにするのがワタクシのお気に入りです。

 

 

本当に「イギリス料理はマズい」ですか?
何のイギリス料理を食べたことありますか?
みんな大好きサンドウィッチやローストビーフがイギリス料理だって忘れてませんか?
「本当はみんな知らない実は美味しいイギリス料理」がワタクシからの正解です。

 

--- British Pub 'The Old Arrow' Tavern Since 2017 ---

小さなイングリッシュ パブ (英国酒場)「オールドアロウ」

JR西荻窪北口を左へ直進3分、右手の半地下でお待ちしております

東京都杉並区西荻北 3-14-2 B1/☎️03-5303-9310

 

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本当にマズいの?イギリス料理:「ファゴット」

この料理をお店で出した時、名前を見て楽器のファゴット(オーボエが大きくなった様な楽器)を連想して注目するお客さんがちらほらいました。

実際のところ楽器のファゴットは 'Fagotto' で、こちらの英国料理は 'Faggot' と綴ります。

 

しかしこのFaggotの綴りはどうもアメリカでは同性愛者に対する侮辱的な意味を持つスラングの様で、不名誉な注目がこの料理に浴びせられています。

 

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ファゴットウェールズ及びマンチェスターなどイングランド中西部の郷土料理で、1843年には文字の記録にこの料理の名前が登場します。

 

この料理はハンバーグ状の、豚肉と豚レバーの肉団子です。
豚のレバーと一緒にこねることによって滑らかな食感と独特の香りが出て、網脂で包むことによりオーブンの中で脂の旨味が肉団子の中に染み込んで行きます。

 

型に入れずに焼いたフランス料理のパテドカンパーニュ、みたいな感じでパテ好きのワタクシにはズブっと刺さる味です。

ちなみにフランスにはこのファゴットと同じく網脂で豚肉ミートポールを包んで焼く、クレピネットという料理があります。

 

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英国式のお約束、マッシュポテトとピーズ(グリーンピース)もしくはマッシーピーズ(マッシュしたピーズ)を添えてオニオングレイビー ソースをかけて提供します。

 

ファゴットはまず日本で作ってるお店がないでしょう。
なんせお店によく来るイギリス南部の人たちも食べたことありません。

 

またそのうち作るので、気になる方はToday's Special Menuに載ってるの見たらぜひお試しください。

 

 

本当に「イギリス料理はマズい」ですか?
何のイギリス料理を食べたことありますか?
みんな大好きサンドウィッチやローストビーフがイギリス料理だって忘れてませんか?
「本当はみんな知らない実は美味しいイギリス料理」がワタクシからの正解です。

 

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本当にマズいの?イギリス料理:「スカウス」

オールドアロウで提供したToday's Special (非常設) 料理の中で、ワタクシが群を抜いて好きなのがこちら。

 

「スカウス」です。

 

このスカウスは英国マージーサイド(リヴァプールを中心にした北西部の州)の郷土料理で、リヴァプール市民のソウルフード

 

リヴァプール市民はとにかくこのスカウスが好きらしい!
有名なあの人やあの人も食べたことでしょう。

 

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元々は船乗りの料理で、北欧やバルト海周辺から伝わったそうです。
牛肉、またはラム肉を玉ねぎ、じゃがいも、にんじんと一緒に煮込むシチューですが、牛肉のスカウスが最も一般的な様です。

 

試作を重ねた結果、ラム肉入れた方が外国の料理感が増すのでオールドアロウではラムとビーフのスカウスに着地しました。

 

とてもシンプルな料理で、ウスターシャーソースが味付けの決め手です。
日本ではウスターソースの名称でお馴染みのソースですが、ウスターソースの元祖はイギリスのウスターシャーソースです。

 

 

 

日本のウスターソースみたいに仕上がった料理にかける、というよりもっぱら料理の味付けに使います。

リー&ぺリンというメーカーのウスターシャーソースが日本でも手に入りますので気になる方はスーパーマーケットで買ってみてください。

 

 

さてこのスカウスですが、定型としてパンが添えられ、紫キャベツのピクルスが付け合わせになっていて、なんとなく日本でいう定食みたいな雰囲気があります。

米とおしんこが付いた肉じゃが定食、みたいな感じで。

 

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味もさることながらスカウスを食べると船乗りの定食を食べている様で、といかにも外国のローカル食堂で食べているかの様な気分になって好きなんです。

 

家でも時々作るお気に入りのイギリス料理です。

また時期をみてお店でも出すのでお楽しみに。
Today's Specialメニューに載っていたら是非注文してみてください。

 

 

本当に「イギリス料理はマズい」ですか?
何のイギリス料理を食べたことありますか?
みんな大好きサンドウィッチやローストビーフがイギリス料理だって忘れてませんか?
「本当はみんな知らない実は美味しいイギリス料理」がワタクシからの正解です。

 

 

 

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ご予約と貸切りについて

-- ご予約について --

2名でのご予約:

・席だけのご予約についてはお1人様2ドリンクとお料理2品からのミニマムオーダーをお願い致します。

・月、水、木、金はお時間に関係なく18:00〜21:30までご予約を承っております。
・土、日は17:00~、または19:30~の時間でご予約を承っております。
・ご利用は2時間制(30分前ラストオーダー)となっております。
・ご予約は最長当日の2週間前から、最短当日の1日前までお受けしております。

 

3名〜4名でのご予約:

・下記の3ドリンク付き「お手軽飲み会プラン」をご利用のお客様は3〜4名のご予約を承っております。
・月、水、木、金はお時間に関係なく18:00〜21:30までご予約を承っております。
・土、日は17:00~、または19:30~の時間でご予約を承っております。
・ご利用は2時間制(30分前ラストオーダー)となっております。
・ご予約は最長当日の2週間前から、最短当日の2日前までお受けしております。

 

※ 5〜6名でのご予約に関してはご相談ください。

 

7〜10名前後のご予約:

・下記「宴会プラン」のご利用のみとなります。
・月、水、木、金はお時間に関係なく18:00〜21:30までご予約を承っております。
・土、日は17:00~、または19:30~の時間でご予約を承っております。
・ご利用は2時間制(30分前ラストオーダー)となっております。
・ご予約は最長当日の1ヵ月前から、最短当日の1週間前までお受けしております。

 

当日の予約について:

・原則当日のご予約は承っておりませんが、ご来店20分前にお電話で空席を確認していただき、お席に空きがある場合は4名までお取置き可能です (店内狭いため5名以上はお断りする場合がございます、畏れ入りますがご了承くださいませ) 。

ご予約は ☎︎ 03-5303-9310 まで

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◆ お手軽飲み会プラン (3〜4名) お一人様 3,800円 (税込)

お料理:
・前菜3種盛り合わせ
・フィッシュ&チップス バイツ (シェア用に魚を切り分けています)

お飲み物 (下記よりお一人様3ドリンクお選びください):
樽生3種 (ロンドンプライプライド、ギネス、マグナーズサイダー (各1/2パイントサイズ)/ハートランドビール (ボトル)/ミード (蜂蜜酒) 2種/ワイン赤・白/カクテル25種/ウィスキー4種/ラム2種/ジン1種/焼酎1種 /薬草種2種/ソフトドリンク18種
上記から
3ドリンクお選び頂けます。

◆ 宴会プラン (7〜10名前後) お一人様 5,800円 (税込)

お料理;
・前菜3種盛り合わせ
リゾットもしくはパスタ
・英国風ソーセージ
・フィッシュ&チップス バイツ (シェア用に魚を切り分けています)

お飲み物 (下記のドリンクが飲み放題となります)
樽生ギネス、樽生マグナーズサイダー、ハートランドビール (ボトル)/ミード (蜂蜜酒) 2種/ワイン赤白各1種/カクテル25種/ウィスキー4種/ラム3種/ジン3種/焼酎1種 /薬草種2種/カクテル25種/ソフトドリンク18種
上記外のドリンクをご注文の場合は500円ディスカウントにて別途キャッシュオンでご注文可能です。

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・各プラン2時間制の30分前ラストオーダー、飲み放題はグラスは交換制となります。
・仕込み等の関係がありますのでキャンセル及び人数の変更に関しては4営業日前までにお電話ください。

ご予約は ☎︎ 03-5303-9310 まで

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-- 貸切について --

場所貸し:

会議・インタビュー・取材・英会話レッスン・語学教室・ライブ配信・動画配信などのビジネス利用。
ワークショップ・アコースティックライブ・交流会・ミートアップ・物販・占いなどのイベント利用。
打ち上げ・誕生日会・歓送迎会・ボードゲーム会・推し会・映画観賞会・スポーツ観戦など趣味や友人仲間同士の集まりにおすすめです。

・下記の時間帯の内4時間、最大6時間の客席の貸切が可能です。
・バーカウンター内及び厨房は使用できません。
・着席の場合テーブル、カウンター合わせて約25人程度までご利用可能です。
・持ち込みでの飲食可能です。
・ご要望があれば通常メニューから別料金でドリンクの提供も可能です(一度にたくさんのドリンクは提供できません)。


■ 火
10:00〜16:00の間の2時間¥14,000/3時間¥20,000/4時間=¥25,000(税込)
16:00〜22:00の間の4時間=¥32,500(税込)

■ 月、水、木 (祝前日除く)
10:00〜16:00の間の2時間¥14,000/3時間¥20,000/4時間=¥25,000(税込)
16:00〜22:00の間の4時間=¥39,000(税込)

■ 金、祝前日
10:00〜16:00の間の2時間¥14,000/3時間¥20,000/4時間=¥25,000(税込)
16:00〜22:00の間の4時間=¥59,000(税込)

■ 土、日、祝日
10:00〜16:00の4時間=¥49,000(税込)
16:00〜22:00の4時間=¥105,000(税込)

※ 終日貸切の場合は割引ございますのでご相談ください。

※ トラブル防止のためお願いいたします
・大音量を伴うものや公序良俗を害するおそれのある利用法など開催内容によっては場所をお貸し出来ない場合があるので事前にご確認ください。
・当日出たゴミは全てお持ち帰りいただきます。

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・ご予約は最長で当日の2ヵ月前から、最短で当日の1ヶ月前までお申し込みいただけます。
・ご利用料金をお申し込みから
1週間以内にLINE PayもしくはPayPayでお支払いいただき申し込み・予約確定となります、1週間を経過してお支払いが無い場合は畏れ入りますが申し込み受付キャンセルとさせていただきます。
・申し込み・予約が確定していない間に他の予約確定が入る場合もございますのでその際はご了承くださいませ。
・貸切終了時刻までに完全撤収をお願いいたします、超過した場合は別途超過料金を頂戴いたします。
・当日、反社会勢力及び反社会的な思想の集会、ならびに公序良俗を害するおそれのある集会と判断した場合は即座に会場の利用を停止していただきます (代金のお返しは出来ません) 予めご了承ください。
利用規約を必ずお読みいただいた上でお申し込み、及びお支払い・申し込み確定をお願いします

ご予約は ☎︎ 03-5303-9310 まで

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飲食込みの貸切宴会:

・歓送迎会やパーティーなどの目的で2.5時間または3時間の飲食込み貸切宴会が可能です。
・着席の場合テーブル、カウンター合わせて約25人程度までご利用可能です。
・下記料金に加えご予算に合わせてお料理と飲み物のアレンジも可能ですのでご相談ください。

 

■ 月、水、木、金

<13:00〜17:30の間の2.5時間> 貸切り使用料¥0(税込)
料理4種と飲み放題 15〜25人/お一人様¥5,200(税込)

<13:00〜17:30の間の3時間> 貸切り使用料¥0(税込)
料理4種と飲み放題 15〜25人/お一人様¥5,800(税込)

<16:00〜22:00の間の2.5時間> 貸切り使用料¥10,000(税込)
料理4種と飲み放題 18〜25人/お一人様¥5,200(税込)

<16:00〜22:00の間の3時間> 貸切り使用料¥10,000(税込)
料理4種と飲み放題 18〜25人/お一人様¥5,800(税込)

 

■ 土、日、祝日

<13:00〜17:00の間の2.5時間> 貸切り使用料¥15,000(税込)
18〜25人:料理4種と飲み放題/お一人様¥5,200(税込)

<13:00〜17:00の間の3時間> 貸切り使用料¥15,000(税込)
18〜25人:料理4種と飲み放題/お一人様¥5,800(税込)

<16:00〜22:00の間の2.5時間> 貸切り使用料¥30,000(税込)
20〜25人料理4種と飲み放題/お一人様¥5,200(税込)

<16:00〜22:00の間の3時間> 貸切り使用料¥30,000(税込)
20〜25人料理4種と飲み放題/お一人様¥5,800(税込)

 

お料理:(下記宴会メニューからお選びいただけます)

ローストビーフとマッシュポテトのグレイビーソースがけ、ハーブでマリネした国産フライドチキン、チーズたっぷり合鴨のホワイトソースグラタン、にんにくと古代ローマ風魚醤のアーリオオーリオ パスタ 、フムス (ひよこ豆と白ごまの中東風ペースト)とバゲット、フィッシュ&チップス バイツ (シェア用に魚を切り分けています)、ソーセージ盛り合わせ、マッシュルームとポルチーニクリーミーリゾット、生ハムと彩り野菜のサラダ、にんじんとヨーグルトのオリエンタル サラダとバゲット、濃厚トマトソースのロールキャベツ煮込、コテージパイ

お飲み物 (下記のドリンクが飲み放題となります)
ハートランドビール/ミード (蜂蜜酒) 2種/ワイン赤白各1種/カクテル25種/ウィスキー4種/ラム3種/ジン3種/焼酎1種 /薬草種2種/カクテル25種/ソフトドリンク18種
当日上記外のドリンクをご注文の場合は500円ディスカウントにて別途キャッシュオンでご注文可能です。

ドリンクは30分前ラストオーダー、グラスは交換制となります。

------------------------------------------------------------------------

・ご予約は最長で当日の2ヵ月前から、最短で当日の1ヶ月前までお受けしております。
・ご利用料金をご予約
から1週間以内にLINE PayもしくはPayPayでお支払いいただいてから予約確定となります、1週間を経過してお支払いが無い場合は畏れ入りますが予約受付キャンセルとさせていただきます。
・予約が確定していない間に他の予約確定が入る場合もございますのでその際はご了承くださいませ。
・貸切終了時刻までに完全撤収をお願いいたします、超過した場合は別途超過料金を頂戴いたします。
・当日、反社会勢力及び反社会的な思想の集会、ならびに公序良俗を害するおそれのある集会と判断した場合は即座に会場の利用を停止していただきます (代金のお返しは出来ません) 予めご了承ください。

 

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2023年クリスマスディナー

もうすぐクリスマスですね!

 

毎年違った形のクリスマスナイトを提案してきましたが、

今年は12月24日のプレミアムディナーにご予約頂いた方だけの営業となります。

この日スタッフが足りないため通常営業は致しません🙇‍♀️

 

20代のスタッフから安すぎませんか?とビビられた

超お得なオールドアロウから皆さんへの特別ディナー!

 

今年は7皿と数が多いので写真が全部用意できていのですが、

 

 

「ローストラム肉とミントソースのプレート」
Roast Lamb and Mint Sauce with Roast Potetoes and Vegetables

イギリスのクリスマスといえばローストディナー 、ローストラムはミントソースで頂きます。

 

「とろける牛ホホ肉のルビーポートワイン煮」
Slow Cooked Beef Cheek and Luby Port Wine Stew

ポートワインと赤ワインでじっくり時間をかけてホロホロになるまで煮込んだコラーゲンたっぷり牛頬肉の煮込み

 

「鹿肉のテリーヌ」
Venison Terine

ジビエの季節に、独特の味わいの鹿肉をじっくりと寝かせてテリーヌにしました

 

「真鱈とホタテの貝柱の林檎酒蒸し」
Cod and Adductor Muscle of Scallop Steamed in Butter and Cider

タラとホタテの貝柱、きのことトマトを英国の伝統的なリンゴのお酒、サイダーで酒蒸しに

 

「3種のオリエンタル メゼ (前菜)」
Three Kinds of Oriental Meze (Appetizers)

野菜のメゼの3種盛り合わせ、にんじんとズッキーニのヨーグルトサラダ、焼きなすとトマトのペースト、ほうれん草とアボカドのフムス

 

「かぼちゃとほうれん草のポタージュとパン」
Pumpkin and Spinach Creamy Soup and Bread

かぼちゃのコクとほうれん草の香りが優しく溶け合ったクリーミーなスープ

 

「ミニクリスマスプディング のホワイトソースがけ」
Mini Christmas Cpudding with Whit Sauce

大量のドライフルーツをブランディに漬けて寝かせた後蒸し焼きにするイギリスの伝統的なクリスマスのお菓子、ブランディのホワイトソースをかけるのも本場イギリス式

 

 

友達同士、親子、兄弟姉妹、夫婦、恋人同士、カジュアルにクリスマスイヴのディナーを楽しみたいアナタへ送る、特別でプレミアムなディナーです!

お電話でご予約承っております。

 

お1人様7,500円、2名でご利用いただけます。
当日のご利用は2時間30分制となっております。
ご予約のお客様には2ドリンクのミニマムオーダーをお願いいたします。

※当日提供の料理に若干の変更が出る場合がありますので予めご了承ください。

 

 

 

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ついでにオールドアロウのクリスマスを振り返ってみましょう!

 

2022年は、

ローストビーフ、ローストチキンのクランベリーソース、ピッグス イン ア ブランケット(英国のクリスマスディナーに乗ってるソーセージのベーコン巻き)、ローストポテトと野菜が乗った巨大なクリスマスディナープレートでしたね。

これにスープとパンとクリスマスプディング、ウェルカムミードがついてました。

とても美味しかったけど、物凄く苦しかったと感想を頂きました💦

 

2021年は、

蔓延防止措置が解除されて1月にオミクロン株感染拡大で再び蔓延防止措置になるまでのコロナ禍中幻の限定解除クリスマスでした。
まだまだお店での飲食を嫌厭する空気があったので予約限定の持ち帰りのクリスマスボックスを用意しました。
さらに店内は満席でかなり大変だった記憶があります。

このほかにも歴史英会話「History Lounge」をやっているルーク氏主催で「Yule Night」というイベントをやって、自粛続きでイベントに飢えたお客さんたちが集まって店内はスタンディングの超満員、非常に大変だったけど充実したのを覚えてます。

Yule=ユールはキリスト教以前の北欧の冬至の祝祭、のちにクリスマスに姿を変えて行きました。

 

2020年は、

感染症拡大の緊急事態特別措置の後で、政府や地方自治体主導の下、世の中の人たちが飲み屋を目の敵にしていた頃。
お酒の提供20時まで、営業時間は21時まで、みたいな事を要請されていた時期でまともに営業できませんでした。

 

2019年は、

コロナ禍前夜、まだそんなことが起こるとは誰も知らず、日本ヴァイキング協会と一緒に予約限定の「Viking Yule」を開催しました。

北欧のヴァイキングとユールに興味津々の皆さんが予約してディナーを楽しんでくれました。
ヴァイキング協会が当時の衣装のレプリカを持ってきてくれて、みなさん着替えてディナーを楽しみました。

馬や羊などを使ってヴァイキングやユールに因んだ料理を提供しました。

 

ヴァイキング協会の本山氏がユールに因んだお祈りも。

 

トライポッドの鉄鍋からポテージ(中世の煮込み)を木のボウルにすくって提供したり。

 

2018年は、

歴史英会話「History Lounge」をやっているルーク氏主催のイベント「Yule Night」をやりました。
ルーク氏がユールをイメージした祭壇を作って冬至を祝う言葉を述べてみんなで乾杯🍻

ちょっとした余興があって呑みまくる!という楽しくもハードな夜でした。

 

2017年は、

開業して4ヶ月、ちょうどオープンラッシュのピーク期で日々忙しすぎて確かクリスマスどころじゃありませんでした😇

 

こんな感じでオールドアロウは毎年毎年違うクリスマスを迎えてるんですね〜。

 

 

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メニューブック総入れ替えによるメニュー構成変更

暑い日々が続いております。

みなさま、そろそろバテそうじゃありませんか?

 

ワタクシ支配人はここ2ヶ月弱寝る間も惜しんでメニューの改定を行っておりました。

「おいおい、また値上げかよ〜」とおっしゃるアナタ!

違うんです!

(一部値上げもあるんですが)

 

今回はメニューブックごと変えちゃいました。

今までのメニューの構成はほぼパンデミック以前のアップデートでしたが、緊急事態やマンボーを経てから第五類移行により、来店してくださるお客さんの層も変わりましたし、もちろん仕入れ値も変わりました。

いろんな事が変わったのでアフター第五類の新スタートに対応できるメニュー構成にしようとメニュー改定を頑張っていたわけです。

もちろん休日もほぼ全て返上です!

新しくなったB5サイズのメニューブック、情報量は相変わらず並の呑み屋を遥かに超えてます(笑)

以前はA5サイズのドリンクメニューブックと、A5クリップボードの料理メニューというスタイルでしたが、このほどB5のメニューブック一冊にドリンクも料理も集約し、料理のメニューが思いっきり減りました。

 

その代わりA4の別紙メニューに「本日のおすすめ」というのがたくさん加わり、こちらを1〜2週間でフレキシブルに変えていく予定です。

これに伴いカウンター上部にあった黒板メニューは廃止になりました。

 

これ各席に一部ずつなので結構大変でした&コストかかりました😭

 

どうしても一皿が大きくなってしまうイギリス料理なので、極力Smallサイズを導入し、「本日のおすすめ」では小皿の料理を中心に、「いろんなものをチョイチョイつまみながら美味しいお酒を楽しみたい!」という日本人特有の呑みスタイルにグッと寄せました。

キッチンの看板である「本格的なイギリス料理」というのを下げて「イギリス料理と洋酒が美味しくなる小皿料理」という看板に掛け替えることにしました。

個人的にはかなり大きな舵切りでしたが、これで良いのだと思います。

「よし、今日はイギリス料理を食べに行こう!」ではなくて「うん、今日も美味しいもの食べながら旨い酒飲みに行こう!」これが日本の飲食店のあるべき姿なのです。

 

もちろんイギリス料理がなくなるわけじゃありません。

イギリス式のパブだから当然イギリス料理はグランドメニューに載ってますし、「本日のおすすめメニュー」でもイギリスの料理が顔を出す予定ですが、他にも美味しい料理があるのでそんな料理たちを頬張りながら「非日常」のひとときを過ごしていただけたらと思っておる次第です。

 

例えば、、、

 

牡蠣とキノコのにんにくオリーブオイル煮

 

スパイスの香りとヨーグルトソースがたまらない、冷製ナスとひき肉の重ね焼き

 

こちらもヨーグルトソースがさっぱりと美味しい、鶏の香草串焼きギリシャ

 

支配人にとっては思い出の味、上の鶏串をピタに挟んだver.


アスピック(ゼラチン)とのコンビネーション、野菜を巻いた鶏の蒸し焼き

 

オリエンタルな味わい、ホロホロに煮込んだ骨付きラム肉と野菜のトマト煮込み

 

桜とヒッコリーのチップにスコットランドのピートを加えて燻した鯖の燻製

 

などなど、こんな料理が結構目まぐるしく変わっていきます。

 

来月、8月2日で6周年!!

7年目のオールドアロウはさらに魅力的な店になるように頑張りますので宜しくお願いします😉

 

 

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イギリスの国民酒、あなたの知らないジンの歴史

近年クラフトジンというお酒が流行って酒好きの間で再びジンに注目が集まっています。

支配人も若い頃は、ジンはジン&トニックやマティーニなど、カクテルのベースぐらいにしか思っていませんでしたが、最近はストレートやロックで飲んでも「こりゃうまい!」と思える様なジンがたくさん造られていてとても楽しいです。

 

美味しいクラフトジンは本当に良いですよね!

ジンはジュニパーベリー を使った、独特の香りを持った穀物蒸留酒ですが、

さて、、、そもそもジンとはどんなお酒なのでしょうか?

 

オランダ生まれの薬用酒

その源流は中世に遡り、原型はフランドルの修道士たちが作っていた「ジェネヴァー」という「強壮薬」だった様です。

それはモルトワインを蒸留したものにジュニパーベリー (セイヨウネズの実) を加えた酒だったとのことで、13世紀には書物の中にその名前が登場するそうです。

 

元々は薬として売られていたジェネヴァー

 

ジェネヴァー(=Genever / Jenever) はジュニパーベリーを意味するオランダ語で、この実には消化器官の働きを促進し、利尿、発汗、抗炎症等、抗菌作用があり、古くからヨーロッパでは万能薬として使われてきました。

 

その後オランダでは薬として広く売られる様になりましたが、次第に酒=嗜好品として扱われる様になっていきました。

16-17世紀のオランダの独立戦争 (80年戦争) の際、戦いに参加していたイギリスの兵たに持ち帰られたジェネヴァーが、イギリスでも人気になり輸入される様になりました。

それがジンと名前を変えてイギリスでも製造される様になったといいます。

 

悪名高きジン

17世紀末、イギリスとフランスの間では第二次百年戦争とも呼ばれる英仏(本当に仲悪いですね)植民地戦争があり、イギリスでフランスのブランディの輸入が禁止されると、ジンは瞬く間にイギリス中に広まっていきました。

 

そもそも現代と違って都市部の水は水質が非常に悪く、飲料用に全く適していなかったので人々は古来より、子供から老人まで飲料水代わりにワインやビールなどアルコールの入った飲料水で水分を補給して来ました。

中でもジンは安価だったため水分補給はもちろん、手っ取り早く「酩酊する」のに最適だったことから爆発的に流行しました。

 

18世紀の版画に描かれた「ジン横丁」、乳飲み子にもジンを飲ませる低層階級庶民の荒廃ぶり

 

 

とりわけ、ビール以上に強いアルコールを摂取した事がなかった労働階級の貧困層たちは、素早く強力に酩酊するこの飲み物の虜になりました。

まるでのちのアヘンやそののちのヘロインやコカインの様に。

粗悪な品質の、安価なジンに溺れ狂い、人々のモラルは低下し、犯罪や死者が増加し、出生率も減少しました。

当時のロンドンでは市民1人あたり1週間に2.5リットル以上のジンを消費していた様で、「ジン クレイズ =Gin Craze (狂気のジン時代)」と呼ばれる社会問題になるほどの広がりを見せていました。

 

百年戦争のアジャンクール(アジンコート)の戦いをパロった風刺画「ア ジン コートの戦い」

 

 

日本の首都圏のとある広場で、大手メーカーの劣悪なケミカル缶チューハイを片手にハイになって盛ってる群衆に、似たものを感じるのは私だけでしょうか?

世の中の景気が悪くなると人は安く粗悪な酒に手を出し、酒の存在すら汚していくのはいつの時代も同じかもしれません。

悪いのはいつも、お酒そのものではなく、運用を間違うモラルの低い人達です!!

 

19世紀半ば風刺画「スクラップ アンド  スケッチ」のThe Gin Shopに描かれたオールドトムの棺

 

 

「オールド トム」と「ロンドン ドライ」

18世紀半ばまでには何回かに渡って「ジン法」が制定され、ジンに対する製造・販売の制限や課税などの規制が強まりましたがその結果は、後のアメリ禁酒法時代の様にジンの密造やスピークイージー(=密売所)を生むだけでした。

 

オールドトム ジンを飲む人々

 

この頃「オールド トム」はジンの代名詞として使われていた様子が当時の版画やイラストから伺う事ができますが、名前の由来には諸説あり真相は分かりません。

ある蒸留所のタンクに黒い老雌猫 (オールド トムキャット) が落ちて死んで、その猫の風味がジンについたところからオールド トムの名前ついたという都市伝説が有名ですが、実際は単なる商品名がお酒の代名詞に変わっていったと考えるのが自然な流れでしょう。

 

18世紀の違法な半自動販売

オールドトムの名前の由来で他にも有名なものが「黒猫の自動販売機」です。

これはブラッドストリート氏という北部アイルランド出身の冒険家が考案したものでした。

この猫の看板は実はジンの密売の道具になっており、口にお金を入れると客は猫の前足に挿したパイプからジンを注ぎ受けることができるという簡単な仕組みでした。

 

ビーフィーター博物館にある(人力)自動販売機「Puss 'n' Mew」のレプリカ

 

ダドリー ブラッドストリート氏は元兵士でジャコバイト蜂起の際はカンバーランド公爵の諜報員として活躍した人物の様です。

18世紀半ば彼は当時のジン法の法律上の抜け穴を利用し、ジンの密売ビジネスを考え出しました。

ロンドン市内のブルーアンカーアリーに家を借り、ムーアフィールズで買った木製の黒猫の看板を家の窓に取り付け、「プス(仔猫)&ミュウ(猫の鳴き声)」と名付けてこの看板自販機を介し客にジンを売りました。

 

当時のジン法の法律上、密売所の物件の「借り主の名前」を情報提供者(密告者)が知らない場合、その建物に立ち入り捜査をすることが出来なかったため、この抜け穴を利用し短期間で大いに稼いだ様ですが、すぐに密売業者の間で模倣されていったといいます。

 

黒猫自販機「Puss 'n' Mew」の模倣品?

 

 

ジョージア朝時代からヴィクトリア朝時代へ、ロンドン ドライジンの登場

19世紀以降はジンの社会問題を背景に禁酒運動が広まり、政府はジンの代わりにビールと紅茶を積極的に宣伝、ヴィクトリア女王もアルコールに代わって紅茶を飲むこと国民に推奨、一般庶民の間でもお酒に代わってビールや紅茶が日常の飲み物として定着していく様になったといいます。

 

ジンを勧めるジンショップの店員の後ろの鏡に「No Trust=信頼できない(もしくは、ツケ払いは受け付けない、という説も)」と書かれている

 

反対にジンは不道徳で品性の無い飲み物としてそのイメージは地に落ちていましたが、メーカーが次々に質の良いジンを製造しそのイメージアップに尽力した結果、徐々に信頼を取り戻していきました。

 

この頃の「オールド トム」ジンは品質があまり良くなく、雑味があったため甘みをつけて風味を整えていた様ですが、その後の蒸留技術の発達に伴い、「ロンドン ドライ ジン」呼ばれる、よりクリアでドライで洗練されたジンが作られる様になりました。

 

次第に「オールドトム ジン」は廃れていき、20世紀には「ロンドンドライ ジン」に完全にその座を奪われほぼ消滅しました。

 

 

ロンドン塔の衛兵「ビーフィーター」が描かれたその名もビーフィーターライジン

 

 

そして現代クラフト ジン

現在は質の高いお酒が生まれて、新たなイノベーションが次々と起こっています。

そんな中、カクテルのベースぐらいのイメージしかなかったジンにもイノベーションが起こります。

空前のクラフト ジンブームの到来です。

穀物由来の蒸留酒にジュニパーベリーをはじめとする様々なボタニカルを加えることで無限の可能性を見出したジンは、職人の新しい感性と技術、新たなボタニカルとの出会いにより、より味わい深く香り豊かなお酒として再出発をしました。

 

オールドアロウ支配人が愛して止まないオリエンタル スパイスを使ったクラフトジン「オピーア」

 

 

まるで飲む香水とも言えるほど香りたかいクラフトジンの数々。

日本からも世界に評価されるクラフト ジンが生まれています。

 

京都と和のボタニカルにこだわった京都ドライ ジン「季の美」

 

 

そんな中、あの悪名高き「オールド トム」ジンもクラフト ジンの蒸留所によって新たな解釈で命を吹き込まれ、クラフト ジンの一員として再出発を始めました。

 

新時代のオールドトム クラフトジン、黒猫の絵の意味はもうわかりますよね?

 

 

ロンドンにあるヘイマンズ蒸留所では、150年前と変わらない方法でロンドン ドライジンを作っていますが、この蒸留所ではなんと19世紀当時のレシピによオールド トムを作っています。

一度は途絶えたオールドトムですが、1863年創業の家族経営蒸留所で当時のレシピが残っていたため復刻することが出来た、まさに「本物の」ヴィクトリアン オールドトムと言っても過言ではありません。

 


一度は消滅したオールドトム、が当時のレシピで蘇りました

 

お酒には長い長い歴史があります。

良い歴史もあれば悪い歴史もあり、そんな背景を楽しみながらゆっくりじっくり味わうのもお酒ならではの楽しみ方です。

 

今夜は18世紀のロンドンの路地で「黒猫の看板」から一杯のオールドトムを飲む気分で、オールドアロウに来てみませんか?

 

お待ちしております。

 

 

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小さなイングリッシュ パブ「オールドアロウ」

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