ブリティッシュパブThe Old Arrowのパブリカン日報

2017年に西荻窪に誕生した、ローカル マイクロ ブリティッシュ パブ「オールドアロウ」パブリカンのブログです。

エジプト風!羊ひき肉の串焼き、「マトン/羊」と「ラム/子羊」の使い分け

コフタはひき肉を棒状に固めて串で焼いたエジプトの料理

オールドアロウでは羊の肉を使った、常駐メニューに載っていないゲスト料理が頻繁に登場します。

どれも人気なのですが、最近やって割と反響の大きかったのがこちら。

 

エジプト風 羊ひき肉の串焼き (コフタ)

 

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エジプト風の羊ひき肉の串焼き (コフタ) のタヒーナ添え

 

スパイスを効かせた肉団子系料理は地中海周辺を始め、イスラムの影響が強い地域に良く見られ、名前も似た様なのが多いです。

ロッコのケフタ、ブルガリアのキュフテ、トルコのキョフテギリシャのケフテス、、、などなど

大体みんなおんなじ方向性の料理です。

ブルガリアのキュフテは以前何度かオールドアロウでもやったことありますが、キュフテの仲間、ブルガリアのケバプチェはなんと開業の時常駐メニューに載っていたんですよ!

 

このコフタにナッツとスパイスを混ぜたデュカと呼ばれるエジプト風の調味料を振って提供しています。

タヒーナと呼ばれる白ゴマのペーストが添えてありますが、オールドアロウではヨーグルトのタヒーナになっています。

羊のお肉にヨーグルトをつけると一気に異国情緒が増すんですよ!!

 

ラム/子羊の表記とマトン/羊の表記

ラム肉にマトン、マトンどころか羊ではない肉を混ぜて「ラム肉」と称するお店はたくさんあります、食べても気づかないひとは確かに多いと思います。

 

しかしオールドアロウは正直なお店です。

ラムだけの時は「ラム/子羊」と表記しますが、「マトン/羊」を混ぜている時は「ラム/子羊」とは表記しません。

 

例え7割ラム肉だったとしてもマトンを混ぜていたら当店では「ラム/子羊」とは表記しない様にしています。

羊と他のお肉の合い挽きはやりません。

原価は抑えられますが、羊の良さが薄れるので逆に勿体無い事だと思ってます。

 

オールドアロウの羊料理でマトンを使用、及びマトンを混ぜるのはコストの関係ではなく「羊の香りをもっと出したい時!」です。

 

ラムよりマトンの方が独特の羊臭が強いので、スパイスやハーブの香りが強い料理はあえてマトンで羊の香りを強調する場合があります。

 

せっかく羊のお肉を使って異国の料理を作ってるのですから、

「美味しいけど、これ別に羊じゃなくてもいいよね」となったら寂しいじゃあないですか。

 

勿論「ラム肉 (子羊) であること」にこだわる場合は「ラム/子羊肉」と表記して100%ラム肉を使ってます。

 

オールドアロウの羊肉料理はファンがとても多いです。

黒板を見上げて羊の料理があったら是非注文してみてくださいね。

 

 

--- British Pub 'The Old Arrow' Tavern Since 2017 ---

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